心の奥に留めておきたかった

どうしても、言わずにいられなかった

そしてこれはただの性格悪いオタクの話。

過去2つの記事を読んでおわかりだろう。

私は推しの恋愛&結婚に関しては祝福派である。

「推しの幸せを祝福してこそ本当のファン!!!」という押し付けを、昔はしていた。

最近は、「推しの推し方は人それぞれだよね!!!」というスタンスを装ってはいるが、やはり推しの幸せを祈れないオタクに未来はないと思っている。

と、言うわけで。

私の周りのオタクは割と平和だったので、見ない振りをしていた「推しに恋人が居てつらい」派の意見を、興味本意で覗いてみた。

「推し 同棲」でツイート検索すると、まだホットな話題のため多くの呟きがヒットする。

多くは推しに肯定的な意見だったが、「つらい」「泣いた」「無理」と言う内容も意外と多かった。

それでも思いの外少数派。

推しが結婚するときはもっと荒れると思ってたので、ある意味拍子抜け。

ただ、推しのブログを「言い訳」と評する意見もいくつかあって。

まあ、確かにはっきりとしたことは言わずにやんわりと別の話題に転換するのはある意味彼の常套手段かなとは思う。

そんな推しだから、常に100%「推しを信じる!」と言える強さは私にはない。(前回ブログ参照)

それでも、私は推しを推す。

自分のペースで、推しを推す。

だって、その方が幸せだから。

2推しが文春砲喰らって3カ月。今度は最推しがFRIDAYされた。

こんにちは!しがない声オタです!!

第2の推しが、選択を誤った。~ある声オタの嘆き~ - 心の奥に留めておきたかった

3か月前にこんなブログを書いたら、まさか本当に最推しが週刊誌に撮られるなんて……。嘘だと言ってよバーニィ。フラグ回収が早すぎる……。

彼らが所属するキラキラしたレーベルのうち、週刊誌に撮られるのも5人目ですね。味をしめられている感が半端ない。

それだけ人気が出てきたんだなぁと、呑気な事が言えるのは、

『前回の2推しと違って、今回は内容もその後の対応も問題なかったから』と言えましょう。

と、言うわけで。


第1回!週刊誌に撮られても好感度を下げない方法について徹底解説!!!のコーナー!!!ドンドンパフパフ!!!



≪①現時点で同棲であり、結婚していなかった事≫

前回のブログで「結婚していたことは問題ではない」と述べましたが、実際「結婚秒読み!」と「結婚していた!」だと前者の方が否定的な意見は格段に少なくなります。

結婚を報告する事は多々ありますが、同棲の時点でファンに報告する事はまずありません。そのため、ファンの衝撃が少なくて済んだのだと思います。R平さんやK章さんが撮られた際に割とすぐ落ち着いた(気がする)のも、恐らくそういう理由なのでしょう。



≪②対応が迅速だった事≫

今は紙媒体より先に電子版で記事が出る週刊誌。
そのため情報が回るのもめちゃくちゃ早い。

しかし、今回該当記事がTwitterのTLに流れてくるより先に、推しのブログが更新されました。

そのため、該当記事より先にブログで事実を知ったというファンも多かったらしいです。というか、私がそう。

そのため、「不確実な記事の情報だけを目にして不安になりながら推しの言葉を待つ」という時間がほぼなかった事が、情緒不安定に陥るオタクを減らしたのだと思いました。


≪③結婚するときは報告するという約束≫

もうほんと、これに関してはマジで感謝しかない。
これ以上変な憶測や噂に振り回されずに済む。

推しの結婚を祝いたい派のオタクは(私含め)結構多くて、そういった層に対しても誠実な対応をしてくれたと思います。これで推しの結婚を祝えることがほぼ確定したのが嬉しい。

っていうか、そもそも1年ほど前に噂のあった方と別の方だったこともあり、マジで噂は噂でしかないんだなと思いました。

また、これまでも過去に何度かスキャンダラスな噂で誹謗中傷的な出来事があった最推しでしたが、それに関しても信用が上がった気がします。

今まで「信じたいけど、もしかしたら本当かもしれない。」と思いながら生きてきてごめんよ。今後も全部信じるとは言えないけど、今までより少し、推しを信じる勇気が湧いたわ。



≪④『プライベートを侵害する週刊誌の取材』という共通の敵を作り出した事≫

相手を手っ取り早く味方に付けるには、共通の敵を作る事が近道と言います。実際の私は、他人の悪口ばかり言う人を味方に付けたいとは1ミリも思わないのですが、それは置いておいて。

ブログで、「数ヶ月から数年に渡り週刊誌に追いかけ回されていた(かもしれない)」という情報を流すことで、「芸能人のプライベートをも侵害する取材はいかがなものか」という部分に論点が移り、世論を味方に付けた、と私は考えています。

考えすぎかもしれないけど、実際週刊誌の記事よりも推しのブログに関する記事へのコメントの方が多くて、しかも推しに批判的なコメントは少なく、というかほぼ皆無に感じました。


≪⑤まとめ≫

もちろん、ショックを受けるオタクの声が全くなかった訳ではありませんが、個人的には「週刊誌に撮られたけどほぼノーダメージ💪」と胸を張って言えます。

いや、まあ、今回ほぼノーダメージで済んだのは、前回2推しで大ダメージを負ったせいで麻痺している可能性もありますが……。トウトイギセイダッタ……。


3か月前の願いも虚しく、週刊誌に撮られてしまった最推しさん。


ただ、2推しさんが撮られた時点で「恐らく最推しさん、既に狙われているな」という予感はしていたので、ダメージが小さく済んで本当に良かったです。

とりあえず、どこからかこのブログを見つけた、推しがすっぱ抜かれたオタクの皆様!!!!!

2大推しが連続ですっぱ抜かれることもあるので、元気だしていきましょうね!!!!!

第2の推しが、選択を誤った。~ある声オタの嘆き~

時々、別界隈で担降りブログなるものが話題になるのを見てきた。

主に某J男性アイドル界隈が多いが、舞台俳優や若手声優なんかにも少なくはない。
(これはあくまで私が今まで見てきた範囲の話である。)

これまでは「なんでわざわざ言わなきゃ気が済まないんだろう。嫌なら何も言わずに離れれば良いのに。」なんて思っていた。今回の件が起きるまでは。


今回書かせて頂くのは正確には「担降りブログ」ではない。降りるかどうかは、まだ判断出来ていない。

また、私は彼の事を推していたが、最推しは同レーベルの別ユニットである。

彼の事は「2推し」として公言していた。ライブも行ったしグッズも買っていた。ソロライブは、1stライブから必ず1公演は観に行っていた、そこそこ歴の長いオタクになってしまっていた。

これは、2推しが週刊誌にすっぱ抜かれて、その後の対応を誤ってしまった時の、一人のオタクの感想である。



≪結婚していたことは問題ではない≫

私の中で、推しが結婚していたということは、驚きはあれど批判することではなかった。
公表していなかったことも、一部でアイドル声優的な扱いをされていることもあるので、仕方ないことだと思った。他にも言ってなかった人は居たので……。

まずかったのは、一緒に報道されてしまった件。
正確なことはわからないので何とも言えないが、これにより結婚容認&祝福派のファン達からも「結婚してるのにそれはダメだろう」と批判されることになってしまった。



≪タイミングが悪すぎた収録済みラジオ≫

週刊誌による報道のあった土曜の夜には、彼がパーソナリティーを務める8分程度のラジオのコーナー(箱番組)がある。

生放送ではなく収録済みの音声であるため、特に差し替えもなくそのまま流された。

ラジオには、リスナーからの質問に答えるコーナーがある。「一番古い記憶はなんですか?」といった他愛もない質問がほとんどだが、その中で

「(2推しさんといえば)心が無い人でお馴染みですが、どうすればそのようなれるのでしょうか?」

と言った趣旨の質問があった。平素から周囲に「心が無い」と弄られている2推しである。このタイミングでのこの質問には困惑しかなかったが、推しの返答に更に困惑することとなった。

「情を持たれる方とか傷付く方っていうのは、信じすぎてるんですよね。人を信じすぎているんですよ。だからその、期待しすぎているというか。だから、あの、期待しちゃだめです。」

「人……というか、自分自身にも期待しないですね、あんまり。」

「情がありすぎるっていうことは、人にも自分にも期待をして信じていると思うんですけど。はなから信じなければね、裏切られもしないですよね。」

「心が傷付くっていう人は、『そして考えるのをやめ』ましょう。」


(※音声を文字にすると微妙なニュアンスが伝わらないので、もし気になる人がいればradikoのタイムフリー機能で「A&G TRIBAL RADIO エジソン」の0:47辺りから。3/28(土)までは公式で聴けます。無断転載はダメ絶対。)


……いや、本当に、タイミング。タイミングよ。

いつもだったら、「そういうキャラ」で流される回答だったのだろうが、このタイミングで2推し自身からの「期待しちゃだめ」は結構ダメージが来た。


「信じ過ぎない」「期待し過ぎない」は私自身気を付けている事だ。

「がっかりした」も「裏切られた」もこちらが勝手に抱いている幻想だとわかっていたから。

何かあっても「元々そういう人だった」と思うしかない。そうすれば傷付かない。

でも、でもな。推しの方から「信じるな」「期待するな」って言われると結構なダメージなんだな。



≪そしてブログのハッシュタグ

翌日の日曜日。私は仕事で、生放送は観ていないかった。観る勇気がないというのもある。

炎上した後の生放送というのは十中八九が地獄だ。

罵詈雑言、揶揄、冷やかし、痛々しい擁護……。負の感情が渦巻くコメント欄を受け止めるだけの心の余裕はなかった。

そんな中、ブログの更新通知が届く。
タイトルと、生放送の画面の写真だけというシンプルなものだった。

まあ、そうよな。それが無難よな。

そう思ってTwitterのTLを覗くと「ハッシュタグ」というワードが。改めてブログを見て、タグを確認する。


それは、離れていくファンへのこれまでの感謝と別れの言葉だった。

……正直、これはやってはいけなかったと思う。

離れて行くファンがいるのは事実だ。そして、見捨てずに応援してくれるファンを大切にするのも大事だ。

けれど、この文言だと、離れて行くファンに感謝はしつつも実質切り捨てているように感じる。

「これでファンをやめるなら、それでもいいよ。お疲れ様でした。」と言っているようにも感じてしまう。

そうして切り捨ててられていくファンを見てしまうと、引き続き応援していこうと思っているファンも躊躇してしまう。

事実、それまで静観していた他推しがブログのハッシュタグを見てざわついた。



≪2推しが残した呪い≫

信じられていない、期待されていない。そう思うと、楽しかったこれまですら空虚に感じてしまう。

それは、多分担降り……いや、推し変したとしても残る呪いだ。

全てが本当じゃないし、全てが嘘ではない。けれど、推しの発言一つ一つに「これは嘘かもしれない」と邪推してしまう事になる。

考えるのをやめるのは楽だ。信じないのも、期待しないのも、難しいことではない。

けれど、一度諦めを知ってしまうと次に信じるのが難しくなる。そういう≪呪い≫をかけてしまったことを、いつか2推しが気付いてくれることを願っている。



そして今は、最推しさんが週刊誌にすっぱ抜かれないことを一番に願う。本当に、心から。結婚してていいからすっぱ抜かれないで……。全力でおめでとうするから……。ホールケーキ買って祝うから……。円満に発表して……。おめでとうって言わせて……。



追記:ラジオでの回答がなんでこんなに引っ掛かってるんだろうなぁと考えてみたのですが、その後のブログで「信頼回復のため尽力します」って言ってるからなんだな……。

まだバレる前の収録済み音声とはいえ、「期待しちゃだめです」って言われて、そのあとに「信頼回復のため尽力します」って言われて、信用出来るかという話。

そう考えると、本当にあのタイミングであのラジオが流れてしまったのは運が悪いというか……。自分で自分の首を締めることになってしまったというか……。